
ルノワールは78年の人生の大半を絵を描くことに費やし、
晩年にリウマチで手の自由が聞かなくなってもなお、
自分の手を絵筆に縛り付け、死の直前まで描き続けた。
「絵は楽しく美しいものでなければならない」と語る彼の絵には、
鮮やかな色彩と光がいっぱいに溢れ、観るものを幸福にする。
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赤外線とX線による最近の調査によれば、
40代で描いた絵には、下絵から何度も描き直した跡があるのに対し、
70代で描いた絵には、一切の修正もないそうだ。
長年の創作活動を経て彼は、体の自由は奪われても、
迷うことなく絵筆を動かす強いインスピレーションを手に入れたのだろう・・・
先日、会食をさせていただいた経営者さん。
年齢は多分私と同い年?かな。。
創業4年目だが、その辣腕ぶりで
ぐんぐん会社を成長させていらっしゃる。
起業の経緯をお聞きしたら、社会貢献的な壮大な夢をお持ちだった。
起業はその夢を叶えるための"手段"であり、"ツール"なんだそうだ。
「通過点というか・・・始まりに過ぎないと思ってます。」とキッパリ。
学生時代から考えていたというその大きな夢と
そこに至るための完璧なプロセス。
(もちろん経営者ですから、ご苦労と努力は人の何倍もなさっていると思いますが。)
これまでそうやって歩いてきたんだから、
きっとこれからもそうやって歩いて行くんだよねっていうのが、
他人の私からでも明瞭に見える気がした。
***
たとえ実年齢が何歳だろうと、
自分の本質に気付けていないうちは
本当に自分の人生を生きているとは言えないんじゃないかと私は思っている。
自分が何者として生まれ、どこに向かって死んでゆくのか、
そのことに気付いたときからが「本当の人生」。
そういう意味では私はまだまだ始まったばかり。
過ぎた時間より、これから歩いていく道のことを考えるしかない。
迷うことなく一筆で描けるようになる日まで。
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