【223】実践する経営者~成果をあげる知恵と行動~

P・F・ドラッカー著

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●起業家精神とはひらめきのことではありません。
 ひらめきを当てにして待ってはいけません。 (中略)
 
 事業を始める者にとって、いちばん難しいのは
 自分自身の役割を考えることです。

起業家精神はロマンチックなものではありません。大変な仕事です。

●(起業家社会を生み出したアメリカと比較して)
 規模に対する信仰が残っているのは日本だけです。
 日本ではまだ、より大きいことがよりよいことであり、
 最も大きいことが最もよいことのようです。

成長は望んで実現するんものではない。
 成長そのものに価値があるわけではない。

 より大きな会社が優れていると言えないことは、
 象が蜜蜂よりも優れていると言えないのと同じである。
 会社の規模は、市場や技術との関係において適切でなければならない。

●第一になすべきことは、どこで、いかにして、成長するかを決めることではない。
 何を捨てるかを決めることである。
 成長するためには、競争に負けたもの、陳腐化したもの、
 生産性の低くなったものを捨てる仕組みをもたなければならい。

●成長戦略は集中を要求する。(中略)
 自らの強みが異常なほどに大きな成果を生む分野に
 集中しなければならない。

●成長戦略の手順の最後は、「わが社に特有の強みは何か、
 顧客はわが社の何に対して支払ってくれるのか」を知り、
 それらの強みを予想される変化に適用することである。(中略)
 
 機会とは、外に横たわっているものではなく、経営者がつくり出すものである。
 市場、人口、経済、社会、技術、価値観の変化に対して、
 自らの強みを合わせることである。

●もはや組織とその経営陣にとって、忠誠を云々することは意味がなくなる。
 組織とその経営陣は、組織のために働く人たちがその組織の
 従業員であるか否かにかかわらず、彼らの信頼を得なければならない。

パートナーシップにおいては命令はできない。
 信頼を得ることしかできない。

 これは、「何をしたいか」からスタートしてはならないということである。

 正しい問いは、「彼らは何をしたいか、彼らの目的は何か、
 彼らの価値は何か、彼らのスタイルは何か」
でなければならない。
 ここでもまた、必要とされるのはマーケティングの考え方である。

●そのような新しい組織と社会のあり方を何と呼ぶべきかを尋ねた。
 はじめ、彼らは「自由型社会」と答えた。
 しかし、ややしばらくして、「ネットワーク社会」という答えが返ってきた。

●事業、人口、価値観、科学技術においてはすでに起こった変化を見つけ、
 それをチャンスとして捉えることです。
 そのためには、昨日に属するものを捨てることが必要です。

求めよ、さらば与えられん


約二ヶ月ぶりに経営関係の本を手にした。



今日突然、書棚にあったこの本を手にしたのは単なる偶然。


なのに、驚く程、今の私の課題を捉えた言葉に出会えた。


人生は本当に不思議だけど、
心から求めれば答えがちゃんと与えられるようになっている。


その日たまたま出会った人の口を通して、
たまたま手に取った書籍の活字を通して、
たまたま観た映画のセリフで、テレビ番組で、
自分が求めていた答えが外部媒体を通して飛び込んでくる瞬間がある。


偶然と呼ぶにはあまりに頻度が高いのは、
多分、自分で「アンテナ」を貼っているからだと思う。
意識していないときなら、なんということもなく流れてしまうような当たり前の言葉も、
自分の心と真剣に向き合っていればこそ、
特別な意味を持つギフトとなって必ずどこからか与えられる。



今日の私にとって、そんな特別な意味を持つ言葉がこれだった。


パートナーシップにおいては命令はできない。
信頼を得ることしかできない。

「彼らは何をしたいか、彼らの目的は何か、
彼らの価値は何か、彼らのスタイルは何か」


相手のスタイルを認めること

それは、人と人とが信頼関係を築く上で一番大切なことかもしれない。



今日、私の一番身近な人にある話をした。

別に何か明確な反応が欲しかったわけでもなかったのだけれど、
そうしたらこんなメールが返ってきた。


「いいと思うよ
史が思い描く通りに進めていきな」


どんな具体的な助言や忠告よりも嬉しかった。


自分のやり方を大切な人に認めてもらえること。


これこそまさにモチベーションの源泉となる「自己重要感」だ。



そうだ、この喜びを一人でも多くの人に与えていくことが
エナジャイズのビジョンだったのではないか・・・?

そのことを、身近な人のメールが私に思い出させてくれた気がした。



これもきっと、求めた末に与えられたギフト。


大切に保管するように、心の中で何度も反芻した・・・

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