【書評218】「知の衰退」からいかに脱出するか?~そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!

大前健一著

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日本人を斬る


終始激しい口調で日本人バッシングをするので
読むのにちょっと疲れる本である。


実は一度読みかけて、放置していた。


正直、「特別に頭のいい人」特有の一般庶民を見下した感じの語調が
若干鼻についたりもするのだけれど、
でも改めて読み進むうちに、納得できる部分が非常に多くて、
ちょっと厚めの本なのだが一気に最後まで読んでしまった。


●いまの日本人はとにかく行動しない。(中略)
 頭の中で考えるぐらいまではやっているかもしれないが、
 それがアクションにまでつながるかというと、
 どうしてもできないのではないだろうか?(中略)
 
 (ソフトバンクの)孫正義氏は「失敗しても生まれたときの状態に戻るだけ」
 と、どんな場合でもすぐに行動に移している。

●私が講演でよく言うのは、「日本人は死ぬ瞬間がいちばん金持ちである」
 ということだ。
 どういうことかと言うと、年金さえも3割を貯金に回して貯蓄に励み、
 死ぬ瞬間に1人平均3500万円を残して死んでいくということである。
 これは統計上、そういうことになっている。

 あの世におカネを持っていけるわけがないのに、自分が死ぬ瞬間まで
 お金を使わないのが日本人なのだ。
 こんな国民は世界中で日本人だけだろう。

 (中略)

 イタリア人は死ぬ瞬間の貯蓄はゼロ。見事にゼロになっている。(中略)
 イタリア人にかぎらず、先進国のほとんどの国民は、
 生存中に自分の資産を使い切る生き方をしている。
 それが当たり前というか、人生とはそういうものと考えて、
 できるかぎり有意義に過ごして死んでいきたいと願っているのだ。

●「どうしてあなたは老後の心配をするのですか?」(中略)
 そうすると、ほとんどの人が「いざというときのためです」と答える。

 そこで今度は「では、いざというときはどういうときですか?」と聞くと、
 それを答えることができない。
 "いざ"というときが定義できてないのだ。
 
●今後の世界を生き抜くためには、きちんとした金融知識を持ち、
 資産運用について学ぶことが、いまの日本人の緊急課題だ。

●(日本人は)自分でリスクを取ろうとはしない。

●何より大事なのは"自分で考える力""考えたことを実行する勇気"
 そして"結果が出るまで続ける執念"である。

●私が考える21世紀の教育の目的は、
 どんなに新興経済国や途上国が追い上げてきても、
 日本人がメシを食っていける人材、言い換えれば、
 「答えがない世界」で果敢にチャレンジして生き残れる人材を生み出すことである。

●いま国民がいちばんわかっていないのが、
 日本そのものがリスクであるということだ。(中略)
 (日本のグローバル企業は)少しでも有利な生産拠点、労働力、
 市場を求めて、いとも簡単に国境を越えて行動している。
 ボーダレスエコノミーでは、自国にこだわること自体がリスクだからだ。

●勝ち組と伍していこうとするのなら、まず自分から行動を起こすしかない。
 集団IQがここまで下がってしまった日本政府や社会に期待しても、
 ムダである。

 このことに気がついたあなたは、「知の衰退」から脱出して、
 自分なりに納得のいく"ユニークな生き方"を始めてもらいたい。

見合いで経済の話は控えよう


とんだカミングアウトをしてしまうが(笑)、
実は少し前に親からの強制で見合いをした。


そのときのお相手が、東大卒で大企業にお勤めの研究職の方。

いやそれはもう、私なんかにはもったいないお相手でございます。


ところが途中、何の話からだったか口論になった。


確か私が「日本はこのままじゃ世界中から置いていかれますよ。
中国やインドにはもう既にパワーで完全に負けてますしね。」
と何気なく言ったのが原因だっと思う。

当然、「そうですよね」と返されると思っていた。。


なぜなら私は昨年ベトナムで事業をやっていて、
こういった世界の流れを日々実感していたからだ。


これらの国の若者たちがどうにかして先進諸国に追いつこうと
必死で海外の情報を取り、語学と技術の勉強に日夜励んでいる中で、
日本の若者は、そんな世界の動きに興味すら持たないから
彼らこともまるでノーマーク。


見合い相手の殿方もそうだった。


「日本は大丈夫ですよ。技術力がありますから」


ええ、ええ。

そうですよね。
そうですよね。


日本の「技術力」をまさに背負って立つようなお方に、
私ごときが大変失礼な発言をいたしました。


確かに日本人は世界有数の優秀な国民だと思う。
技術力も高い。
素晴らしいところは本当にいっぱいあると思う。


でも。

その、なんていうか、国全体に漂う停滞感というか、
井の中の蛙っぽさというか、
行動はしないけどプライドは高い、みたいな感覚とか、
やっぱりどう考えても危機じゃないの!?


自分も含めて、語学力の低さにもさほど問題意識を持っていないし。


そのうち日本の人口が減少して、
消費がどんどん目減りしていくことは火を見るより明らかなのに
特に海外に出て行く準備も情報収集もしていないし。
かといって国内で何か新しい産業が生み出されるような気運もないし。


リスクを避けたがる割に、全然リスク回避の対策してないじゃん!


ってことが言いたかったのだ。


リスキーな女

で、その見合いの結果が知りたいですか?

もちろん不成立です・・

もしこのことを母に言ったら、
自分の賞味期限のリスクを先に考えなさいと
ビンタされそうだけど。


でも、この時代に「日本はこの先も世界に追い越されることはない」なんて
断言しちゃう殿方を旦那にするほうが絶対リスクだもん。。



(・・・・・・・・しーん)


あれ?

私、、な、なにか間違ってます・・・?

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はい。"女性"としては完全に間違ってますよ 笑
でも、ビジネスマンであるならば闘うべきか?! 
にしてもお見合いをしているというTPOを無視した言動をしてるのは確かだからね、お母さんにビンタされちゃうよ 笑
やっぱり私達みたいなタイプは、女性として生きるのと、ビジネスマンとして生きることどちらかを選ばないといけないのかなぁ。。。と考えさせられます。

  • 2009-06-12
  • form: yuki