蝶のように舞い、蜂のように刺す

もう渡り始めてた

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ババァの川の続き・・・


昨日のブログの「ババァの川」への反響がとても高かったので、
このアドバイスをくださった女性社長からのメールの続編をご紹介。


>(男性から見た)女としての魅力って、
>「どうにかすれば、どうにかなるんじゃないか?」という揺れにある。
>ロジカルって、付け入る隙を与えない、ということでもあるから。
>そのへんの匙加減は、大変に難しい。

>私も、ナメられなくなったなー、と思っていましたが、川を渡りきっただけだった(爆
>大河を渡って、まだ渡ったことに気付かないと、相当痛いことになります。


仕事で女性が認められるためには、
感情論に走りがちな女性特有の心の揺れを制御し、
「私が」どうしたいかではなく、全体利益からすべてを判断すること。

自分の取るべき言動を理性によって、
いかに「ロジカルに」コントロールできるかどうかにかかっていると思う。


私はその「ロジカル」を手に入れるために今日まで必死で努力してきたのに、
お陰で最近ようやく心の「揺れ」から解放されるようになってきたのに、
その道がババァの川へとまっすぐ繋がっていたなんて・・・


ショック過ぎて、寝込みそう(笑)


いつでもお客様視点で

自分も含めてなのだが、女性の言い分を聞いていると、
非常に「正論」であることが多い。
それはもう見事なまでに理にかなっており、
美しい旋律を奏でるかように、時には強く、時には物悲しく、切々といつまでも語られる。

そして最後はだいたい、

「そんなおかしなことがまかり通るんでしたら、
私はこんな仕事しなくても結構です」

というような結論に落とし込まれていることが多い。


でも本当にそうだろうか。


少なくとも「ビジネス」を仕事にしているワーキングウーマンならば、
「私が正しいと思うこと」には、ハッキリ言ってそんなに意味がないと思う。


会社とは、「私のポリシー」を実現するためにあるのではなく、
「世の中の役に立つこと」を商品やサービスという形で提供するためにある。
考えるべきは、お客様に最大の満足を得ていただくために
自分が今取れる行動は何か。


「自分が」も「上司が」も一切やめて、「お客様が」を主語にして語ること。

過去の経緯との矛盾や、自分の役割の範疇を追求したい気持ちをぐっとこらえて、
「今」この瞬間から全体のために自分ができること、という論点で話を始めること。

そんな視点で話す女性はきっとどこへ行っても通用すると思う。


そして、手柄を喜んで相手に差し出すことができるようになると、
不思議と自分の評価が上がるようになる。


そういうことを言うと、「私は出世のために仕事しているんじゃないです」と
反論する女性も多いのだけど、
そういうことではなくて。。

全体利益のために現状の「ありえないこと」にちょっとだけ目をつぶり、
長い目線での信頼とポジション(役職という意味ではなく、自分の立ち位置)を
「虎視眈々と」手に入れること。


それが最終的には「自己実現」にも繋がるのではないかと私は思う。


仕事を続けるだけでしんどいのが女性

総じて、女性のほうが純粋な想いで仕事をしている。


良くも悪くも、「一生仕事をするのが当たり前」の男性と違って、
女性の場合、ただ生きていくためなら結婚という手段がある。
実家にいつまでもパラサイトすることも、
息子ではなく娘だったらなんとなく許される。
むしろ下手に一人暮らしなんかしてるより、
育ちが良くて、生活力があるようにさえ見える。

だからこそ多くの女性は、仕事を生活や家族のためと割り切れず、
そこに「意義」や「自分らしさ」が見出せないと苦しくなる。


もちろん男性にも同じような気持ちはあると思うが、
20代で半数くらいの仲間たちが結婚退職していく中で、
そしてそのほうがまるで「勝者」であるかのような扱いを受ける日本社会の図式の中で、
女性が会社に残り続けるにはそれなりの「意志」の力が必要だ。

それでいて、この21世紀の現代においても、
定年まで働くことを想定してキャリアビジョンを立てる女性も、
そのようなロールモデルを持つ会社もほぼ皆無だろう。


こういった不確定要素の多い不安定な状況の中で、
短い仕事人生をできれば輝かしくまっとうしたいという女性たちの想いが
まっすぐな正義感と仕事に対する真摯な姿勢を生む。
この女性特有のパワーは企業にとっても非常に貴重な財産だ。
「女性は扱いづらい」などと言って敬遠している場合ではない。


私が偉そうにこんなことを言うのは、
私自身、「感情の量」が多すぎて、
それをコントロールするのにものすごく苦労してきたから。

そして今でもまだコントロールしきれていないから。


今日まで積み上げた「努力」も「実績」も、
「感情」という波が一瞬にして全てを奪い去っていくことも、何度か経験した。


だから私はもう何があっても、絶対に冷静さだけは失いたくないと思う。


でも。。。


この感情の波を完全に制御できるようになって心の平穏を手に入れたとき、
私は二度と戻れぬ「ババァの川」を見事に渡りきっているんだろうなぁ・・・(涙)

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