不況の時代を生き抜くために・・・

モチベーションの源泉

ペンギン.jpg


昨日とある大企業の方とお話していて・・・


この不況下で、社内は殺伐とし、
リストラの気配に社員は希望を失っているという。


私から見たら将来を約束された日本有数の企業。
きっとこんな時代でもそれなりに安心感を持って
生きられる人たちだと思ってた。


かたや・・・
引き合いに出すのも失礼な程ちっちゃな会社のちっちゃな事業だけど、
私は今、生まればかりのこの事業を、
なんとか安定して一人で歩いていける大人にしようにと必死に育てている。
そこに大きな使命感も感じている。

だから毎日がけっこう楽しい。


どっちが幸せかって、比べるような話でもないし
この一瞬の状況だけを見て良し悪しを判断できる程、
私たちの人生は短くない。



ただ、強く思ったのは
今の時代、人生って何を信じたらいいのか本当にわからないということ。


父や母の時代にあった、経済成長という国民統一の期待感や、
共通の価値観が崩壊し、
母は私の価値観が理解できずにいつも嘆いている。
なんでもっと「普通の女の子みたいに生きてくれないの?」と。

でも、「普通」って何?


起業したりSOHOになることも、
昔に比べたら随分身近に選択できるようになって、
これからますます自分の生き方を自分の価値観で決める人が増えていくのかなと
期待していたのに、
この不況で世の中がまたどんどん安定志向の方向に逆戻りしている。
挑戦することがまるで危険で向こう見ずなことのように思われる。


でも、本当にそうなのだろうか・・・

南極のペンギンみたいに、羽をすぼめて皆で肩を寄せ合って、
同じところに立ち尽くして冬が過ぎ去るのを待つしかないのだろうか?


昨日たまたま読んでいたマネジメント系の本にこんなことが書いてあった。

人間のモチベーションが高まるのは、四つのきっかけによることが多いようです。

一つめは、自己重要感が高まったとき
つまりチームの中で自分の存在価値が認めらたときです。

二つめは、自己有能感がたかまったとき
つまり、自分は有能であると感じたときです。

三つめは、自己好感が高まったとき
つまり、自分を知ってくれれば、必ず自分を好きになってくれると思っているときです。

四つめは、「セルフエスティーム」。
つまり、こうなりたいという理想の自分の姿と今の自分が一致している
という感情を、自分の力で高められたと感じるときです。


どれももっともな法則だ。

これらを失ってもなお、人はその企業にいることにどれ程の意味があるのだろうか。

生活のため?将来のため?


でも、例えばこの不況でリストラにあったとして。

そうやって何かを我慢してまで手に入れたかった安定を失ったとき、
人は何を思うのだろうか。
やりたいことをやってみて失敗した無念さよりもなお
大きな苦しみを背負って生きることになるのではないか。


だから私は今あえてチャレンジをする。

逆風の中を「実績」や「ブランド」という盾もなく突き進む新規事業は大変なことだが、
自分の価値を高めるには願ってもない舞台だ。
会社や組織に依存することのない、確かな実力。
それさえあれば、多分この先どんな環境でもやっていける。
そして何より、進もうとしているという事実そのものがモチベーションになり、
それが私の生きる力になる。

こんな時代でもやりたいようにやって食べていけるのだという自信を手に入れたい。


精神論だと笑われるだろうか。



でも・・・これが私なりの、不況を生き抜く、そしてこれからの人生を思い通りに生き抜く、
唯一のリスクヘッジなのである。

Comment

Name
Mail
URL
Text