今日、デジパ・クリエイターズネットの登録者を企業に紹介するため、
クライアント近くのカフェで事前打合せした。
今日お会いしたクリエイターさんは、
弊社が紹介した企業との顔合わせのために
なんとわざわざ大阪から新幹線で上京してくださった。
私から案件のご説明をしたあと、
いつも通りこれまでのご実績についてクリエイターさんにお聞きする。
こうして私は毎日沢山のクリエイターさんにお会いしているが、
今日の方の異色の経歴には驚いた。
現在43歳の方だが、
なんと35歳まで実家の家業である
まぐろ漁船に乗っていたそうだ。
見た目はとてもスマートな外資系ビジネスマンのような感じで
対応も非常にきちんとされた方だ。
大手メディア企業のディレクターを経て、
現在は独立されているそうで、
クオリティ、企画力、申し分なしのクリエイターズネットの中でも有数の
トップクリエイターさんだ。
「まぐろ漁船??
35歳からまったくの未経験で
Webクリエイターになろうと思ったんですか!?」
私はつい仕事を忘れて乗り出した。
若い人材が多いWeb業界の中で、
35歳からその道を志したというその方は、
大手企業からの依頼で初めて自分の作品を手がけたとき、
イラストレーターも使えなかったそうだ。
それから8年の実績を経て、途中独立も果たされ、
来年は東京進出を目指そうと活動されているという。
そんな折にたまたま弊社からの連絡を受けて、
東京での打合せも快く引き受けてくださった。
もちろん技術力やコミュニケーション能力も優れた方だが、
色々とお話を聞くうち、
きっと、この方はこのフットワークの良さで、
これまでご自身の道を切り開いてこられたのだろう、と思った。
普通だったら、
35歳でまぐろの漁師からWebクリエイターへ転身しようなんて
思わないでしょう
とか、
お勤めの経験なしで大手メディア企業なんて受かりっこないでしょう
とか、
ずっと関西を地盤にやってきて、
今から競争の激しい東京に進出するなんて無理でしょう
とか、
きっと世の中の大半の人はまず「できない理由」から
考え始めるはずである。
そうやって人は、
自分で自分の枠に捕らわれ、
歳を経るごとに可能性を狭めながら生きるのかもしれない。
そしてそんな自分を良識ある「常識人」と思い込む。
でもそれを打ち破れる人だけが
何歳になっても新たなステージを手に入れることができるのだろう。
東京での足がかりはまだまだです・・と仰っていたが、
この方と話していたら、
なんだかわからないけど絶対に東京進出も成功される気がした。
色んな人を見ていると、
自分で自分の限界を決めてしまっている人が
あまりに多いことをいつも不思議に思う。
地に足をつけて現実を受け入れるということはもちろんとても大切なことだが、
諦めない限り、人生の可能性はいつだって無限大だ。
幾つになっても自分の可能性を信じて生きていける、
そんな人間でありたい。
私だって「あのときあの道を選んでいれば」と過去を思い悩むことが
ない訳ではないが、
人生はこれから先の分しか残ってないんだから
別に過去のことなんてどうだっていいじゃん。
もし仮にすべてを失ったとしても、
やってみたいと思うことを今この時からまた新たに始めればいい。
打合せを終え、
日帰りで関西へ帰るその方と別れたあと、
次の商談へ向かう私の足取りはいつになく軽やかだった♪
Comment
何歳からだって、何歳までだってやりたい事を始めたり、やり続けるのに不可能なんてない!!
のはとても同感です。
でも、それで且つ「成功」する事がもっと大変だよね。
話してた「実績」ってやつね。
大企業に就職できたり、独立したり・・・って着実にのぼっていけてるからこそ説得力がある。
そこが一番大変なのかもしれないね。
だからこそ皆、安全な道を選ぶんだろうね。
その方も35歳で漁師からwebクリエイターに転身しようと思っても、未だwebオペレーターでしかなかったら年齢的にキビシイでしょうね。
きっと人の何倍も努力して、足を使って、気を使ってそこまでやってこられたんでしょうし。
私も少しでも形にできて、成功へ近づけるように前に進んでいけるようやっぱり日々努力していかなくちゃいけないなって改めて思いました☆
Yukiさん
投稿ありがとうございます。
「実績」や「成功」がついてくれば、確かに説得力は
増しますね。
私もそこが目下の課題です。
でも最近気が付きました。
頑張り続けられる人というのは、
特別に人より忍耐強かったり、
特別に何かを我慢している訳ではなくて、
頑張っていることそのものが「快」だと感じられる脳みその
構造になっているんだなぁと。。
だから意外とそれ(「実績」や「成功」)を得てみたら、
なんだって感じなんだと思います。
あんなに寝ても覚めても
欲しくて欲しくて仕方なかったはずなのに、
手に入った時点では意外とあっさりと、
もう次の目標を見ているというか。
だって、Yukiさんだって、数年前には、
こうだったらいいのに、とか、
こんなことができたらいいな、と思っていたこと
案外次々と実現してるじゃないですか(笑)。
少なくとも私にはそう見えますよ。
漫画の話で恐縮ですが、
以前安野モヨコの『働きマン』を読んでいて、
こんなシーンがありました。
いわゆる「働きマン」な主人公に対して、
「俺は●●さん(←忘れちゃったけど、主人公の名前)みたいに、
そんな仕事ばっかりして死にたくないっす」
って言う冷めた同僚に対して、主人公が
「そお?私は思いっきり仕事やったなって思って死にたい」
っていう返しがあるんですけど、
まぁそんなようなことだと思うんですよね。
案外「私はこれをやった!」って言い切って死ねる人、
少ないと思います。