アンチエイジングという魅惑

観点を変えてみる

アンチエイジングレストラン

0.jpg

週末、女友達とランチに出かけた。

その名も「アンチエイジングレストラン麻布十八番」。

私も友人も、"アンチエイジング"という響きにに一瞬で魅せられて
「行ってみよう!」ということになって、これで3回目のチャレンジだ。

1回目は満席、2回目は休業、そして今回友人が予約を取ってくれて
ようやく実現した。

麻布十番の商店街から一筋入ったとこころにある落ち着いた佇まいで
女性グループでの来店がほとんど。
あとはカップルが2.3組といったところか。
お昼時ということもあって、お店はほぼ満席だった。

buffe.jpg

私たちがオーダーしたのは野菜ブッフェのランチコース。

旬の野菜をふんだんに使ったヘルシーな前菜が
好きなだけ食べられる。

これにスープとメインのお料理、デザートと飲み物がついて2,400円。

素材はシンプルだが、野菜ブッフェの手の込んだ料理と
その品数を考えれば、普段野菜不足で疲れ気味のOL層には
むしろお得な感じなのかな・・・

空間も落ち着きのある内装で、なかなかお洒落だし。

1. 揚げ物は作らない
2. カット野菜、冷凍野菜は使わない
3. 料理に白砂糖は使わない(精製していない洗双糖などを使用)
4. 人工的な防腐剤、着色料、保存料は一切使用しない
5. 電子レンジは使わない

というスタイルを守っているらしい。


シニアマーケットから女性マーケットへ

その夜、別の友人とディナーに出かけた。

その友人に何気なく昼間のアンチエイジングレストランの話をしたら、
アンチエイジングなんていかにも無縁そうな男性なのに、
そのレストランが株式会社シニアコミュニケーションという会社の運営だと
教えてくれた。

それはいわゆる飲食業態の企業ではなくて、
シニア層をターゲットとしたコンサルティング会社だそうだ。

介護業界などで健康的な食事メニューを開発していた関係で
野菜を使った健康的な料理のノウハウがあり、
それを若い女性向けにアレンジして麻布に出店したのが
アンチエイジングレストラン開店の経緯で、
業界ではちょっとした話題らしい。


なるほど。。

一つのビジネスにも色んな応用の仕方があるものだ。

同じコンテンツでも、その見せ方、プロモーションの仕方で
まったく別のターゲットを獲得できる。

お洒落な麻布十番のお店は、いかにも若い女性好みの
ヘルシー志向の流行を追ったコンセプトのように見えたが
もともとシニア向けに生み出された野菜料理なら
なんだか筋金入りの健康食という感じだ。

そんなアンチエイジングレストランの裏話を聞きながら、
大量の「鶏もも肉の丸焼き」をほおばっていた私は、
昼間のヘルシーランチもまるで台無しだ。。


それでも、「アンチエイジング」と言われれば、
日頃の不摂生も、
老いの現実も、
全部なかったことにできるんじゃないかなんて
つい甘いことを考えて足繁く通ってしまうところが
女性マーケットの素敵なところだと私は思う。

Comment

Name
Mail
URL
Text