ビジネスマンが戻って来たくなる国

ベトナム「投資&楽しみ方入門!」セミナー

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先週末、ベトナム投資のセミナーに行ってきた。

講師の蕪木優典氏は、1999年より大手会計事務所でのベトナム駐在を経て、
2003年に独立。日本人で初めてベトナム公認会計士試験に合格した。
現在は、ホーチミンとハノイにオフィスを構え、
60名のベトナム人スタッフを抱える事業家にして会計士。

蕪木さんはベトナムでビジネスをする日本人には有名な存在だ。

直接投資と間接投資

基本的な話になるが、
投資には、「直接投資」と「間接投資」に二種類がある。


「直接投資」とは、現地に会社を作り、現地企業を直接支配すること。
弊社のベトナム現地法人がまさにそれだ。

これに対し、「間接投資」とは、既に現地にある企業に投資すること。
いわゆる株の取引などは間接投資にあたる。


前者は、事業そのものにコミットするので、当然売り逃げなどは不可能だ。

後者は事業に対する直接的な支配やコミットがないので
低リスクでキャピタルゲインなどの利益を得ることができる。


但し、間接投資で利益を得るためには、ベトナム国内向けの
産業が発展すること、つまり内需が盛り上がることが前提となる。

これまでベトナムには内需がなかったので、
必然的に外資で現地法人を設立し、外需に応えるための産業に
人件費の安いベトナム人を採用するという直接投資のパターンしかなかった。

ところが、ベトナム人の所得水準が上がり、
国内向けのビジネスに脚光が浴びるようになったことが、
ベトナム間接投資の時代に入ったと言われる所以である。


実は、我々のベトナム進出も、ここに注目している。

現状は直接投資の形で、日本企業の開発案件をベトナムの現地法人に持って行き
現地のエンジニアを雇用するビジネスを行っているが
将来的には、ベトナム国内向けのビジネスも展開していきたい。

内需の拡大に併せてどんな事業展開をしていくべきか・・・

投資のセミナーだったので、大半の参加者は具体的な銘柄とか
そういうのを求めていたと思うが、
私はセミナーを受けながら全く別のことを考えていた。


やっぱりベトナムの強みは「安い労働力」だけはない。


我々はまず、ベトナムに根付き、ベトナム人と共に成長し、
外資を投入して彼らの所得水準を上げる努力をする。

そして、所得水準の上がったベトナム人向けのサービスを提供し、
内需拡大にも貢献する。

そんな好循環を作っていける企業になりたいと思う。


私には株のアドバイスはできないが、
いつか皆さんの間接投資の相対的な価値の引き上げには
必ず貢献していけると思うので・・・(笑)。


何度も行きたくなる不思議

これはハワイ観光局の名キャッチコピーだが、
実はベトナムにもこの「不思議」がある。


最後に蕪木さんのお話で印象的だったのは、
ベトナムはいわゆる「観光客」があまりリピートしない国なのだそうだ。

確かに観光名所のようなところは少ないし、
ガイドブックを見ても、カンボジアのアンコールワットとセットになっていることが多い。


ただ、ビジネスで訪れた者は、なぜかまたベトナムに戻って来てしまう、
そんな魔力がベトナムにはあるらしい。


なんか、わかる。。


治安が良く、国民の気質や食も日本人に合っているし、
非日常を味わうための旅行に出かけるというよりも、
そのままそこに根を下ろしたくなる国なのかもしれない。

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