投資先としてのベトナム

ベトナム投資の波

エイチ・エス証券が主催するベトナム投資セミナーに行ってきた。
なかなか興味深いセミナーだった。

やっぱりベトナム熱い!

ベトナムに詳しい元金融マンの方や会計士の方が講師だったが、
共通してお話されていたのは、
ベトナムが日本の1960年代によく似ているということ。

私はまだ生まれていなかったのでわからないが、
1960年代といえば、東京オリンピックが開かれ、新幹線が開通した時代。
日本が高度経済成長へと駆け上がる、それはまさに「三丁目の夕日」の世界。

中国はこれからどうなる?

ベトナム進出の理由に
チャイナ・プラスワン(中国一極集中によるリスク分散の最有力候補)を
上げる企業は多いが、今、中国進出に対する先行きの懸念は投資の世界でも
確実に広がりつつある。

【中国への将来的な不安】
・労賃がこの4年でおよそ倍の水準になった
・労働契約法が厳しくなり、労働者保護が強くなった
・暴動、政治的リスク
・環境問題
・2015年頃より一人っ子政策による少子高齢化が始まる

ASEAN諸国の台頭

ベトナムを含むASEAN諸国は、今後中国とのFTA(自由貿易協定)により
18億のマーケットを手に入れる。

また、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドともFTAを
進めることで、ASEANに数十億のマーケットが流れ込む見通しだ。

今後世界の投資が集まるのはもはやASEANしかない。

希望の国 ベトナム

このセミナーで、私が一番興味深かった話。

2006年に実施した「国民の希望調査」では
なんと、94%のベトナム人が「明日は良くなる」と答えたという。
これは堂々の世界第一位!

ちなみに、「明日がダメになる」と思っている国は、
世界第一がギリシャ、
そして、第二位は・・・日本だそうだ。。

インフレ、株の暴落への見方

インフレ懸念、貿易赤字、通貨不安などにより
2007年11月までに急上昇したベトナム株が70%近い急落を見せたのは
つい最近のこと。

逆に言えば、今ならリスクなく割安感を持って投資が始められる
との見方もある。
ベトナムの将来性を考えてじっくり待てば、
充分に勝算のある、「買い」の時期が訪れようとしているのかもしれない。

なぜなら


  • ベトナムはどの企業も概ね業績がいい。

  • 外国からの投資を積極的に受け入れている。

  • そして、国民に希望がある。


こういう国には世界のお金が集まってくるものだ。


私は株の専門家ではないので投資のアドバイスはできないが、
日々のベトナム企業やベトナム人と対話から、
その「将来性」という面においては間違いないと断言できる。

私がやっているオフショア開発エンジニア派遣だけでなく、
投資の分野でも、ベトナムが今世界中から大きな注目を集めていることを
今日のセミナーで再認識した。