インフレに対する見通し

インフレが続くベトナム

2008年6月現在で、前年同月比のCPIが26.8%

CPIの急上昇の兆候は昨年の6月ごろから対前年同期を上回り、
数字としては昨年12月より急上昇している。
(ちなみに昨年12月の前年同月比では12.6%程度)

これについて、現地の経済情報に詳しい弊社のパートナー企業様に
ご見解をお聞きした。

参考までに、その内容を一部簡単にご紹介させていただく。

政府としては、土地・株バブルの一因となった国営企業による本業以外への
投資の制限、公共投資の延期、中止、公的予算の10%削減などにすでに
着手している。

インフレ抑制のため政府はさらに、電気、ガス、水道、鉄鋼、セメント、
医薬品などの必需品の値上げを6月末まで抑制する指示を出し、
更に一部は年末まで値段据え置き、あるいは、値上げも段階的に
行う見通しを示している。

とはいえ、今年は依然高いインフレが続くと思われ、
前年同期比で1桁台に持っていけるのは早くて来年後半からではないか
とのこと。

とりあえず、この2.3ヶ月内にもう少し先の見通しがはっきりするという。

なぜなら、6月末で価格統制の外れた物品がどの程度まで上がり
CPIに反映されるかがわかる。
また、5月から6月におきたドン切り下げ懸念が、報道規制や外貨への
両替禁止措置により安定しているが、これが持続できるかを
見極められるのもこの頃だ。

今後の動向については、引き続き注目していきたい。